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山積する社会問題をタダで解決する、たったひとつの方法


小室淑恵「山積する社会問題をタダで解決する、たったひとつの方法」 | 日刊読むラジオ http://buff.ly/1rshtyk

 

この記事を読んで

ちょっとひっかかったので考えました。

いま、日本は少子化だけじゃなく、うつ病の問題、ダイバーシティ、大介護の問題、財政難、問題山積の国です。しかし、これらの問題に対して、実は、財政を全く使わずに解決できる方法があるんです。それが「長時間労働をやめる」ということです。

 

タイトルの「タダ」は

引きつけるための撒き餌的言葉でありインパクトをだしていますが、

ひっかかりを覚えて考えた結果、

 

 

最終的に優先順位としてはこれをやれば最も効果的ですよ。

という主張なのかなと受け取っています。

 

この主張でどこがひっかかっていたのかというと

「たったひとつの方法」

と限定しているところだったんですね。

 

なんで自分がそう感じるのか?

なぜそこがひっかかるのか、考えてみると

自分の中にこういう考えがあるからだということに

気がつきました。

 

それは、わたしにとっての「自由」についての

考え方でした。

 

厳密に言うと平等ではありませんが、

人に与えられた時間は平等である、、

そこを前提として、


理想の形を保つために、
時間の過不足がでてきたところを
補う方法がいろいろあって、
それを選択できる自由が個人それぞれにあることがいいのではないかなと。

 

という訳でわたしにとって自由とは何かというと

「選択できる事実」

が自由、ということなんです。

 

(なお、経済力の格差からくる実際の時間の格差をならすのは

 富の再分配の領域で、それこそ国が担う領域なのかなとも考えています。

 でも、いま生活をおくってみてそれがうまくいっていなくて、

 本来人口オーナス社会で受けるべき負荷以上に

 息苦しさを感じているのかもしれません。)

 

選択の自由さえあればあとは

その選択した結果については

それぞれの責任の領域に入ってくるのかなと。

 

そして、理想の形に近づくまで

本人が望めばその理想の形に近づくための方法を

知る事ができるサポートを利用することができる。

そしてそういう事を利用できるというのを知っている。

 

さまざまな選択肢があるにもかかわらず

それを選ぶ行為について

一方的な価値観で

他者にプレッシャーをかけて、選択の自由を奪う、、

そういう「空気」がなくなってくると

いいなあと思います。

 

「空気」の話になると、国だけでなく

メディアの功罪もありますよね。

特にノンバーバル的なメディアが提供する「幸せ像」「成功事例」からくる

個人の選択への影響については威力は絶大かと思います。

 

女性のほうからすれば、

もちろん夫が早く帰ってきていろいろと家庭のあれこれを手伝ってくれれば

うれしいですが、

はたしてパートナーは全員そういうスタンスのパートナーではないことも

多いのではないでしょうか。

そういう場合、早く帰ってこられても、、ストレスの元ですので(笑)

そんな場合は気軽に利用できる家事サービスがあったり、

もっと気軽に外食できる環境があったほうがよほど気楽だったりするかもしれません。

 

中には本当におつきあい残業で遅くまで仕事する人もいらっしゃるかもしれませんが、

本当に仕事がノリにノッていてなんとしてでも今はこちらに没頭したい

ということもあるかもしれません。

 

なので、全員早く帰れというのはちょっと押しつけなのかなともおもいますが、

うまくやりくりして、はやく家に帰ったり、

どうしてもいまはこちらに没頭したい、

でも家にいる人はやることがたくさんあって大変!

という時は、じゃあ、これを利用して◯◯さんの時間を確保しよう

というやりとりが、何のわだかまりもなく

息を吸って吐くようにできる「環境」と「空気」になってくれるのが

理想。

 

このあたりになるともういろんな意味で「タダ」では難しいですね(笑)